令和3年度がスタートし、あっという間に3か月が経ちました。4月は初めての保育園や、新しいクラスにドキドキしてお家の人と離れるのが寂しくて泣けてしまう子が多くいました。でも、今では「いってきまーす!」とお家の人に手を振り、「おはよう!」と明るい挨拶や元気な笑顔が、どのお部屋からも聞こえてきますよ。
先日、七夕音楽会が無事に行われました。年少クラスは、普段の生活の中で楽しんでいる歌や手遊びを、年中長クラスは、皆で力を合わせて取り組んだ合奏や歌を、大好きなお家の人に見てもらうことができました。少し緊張した表情の子もいましたが、本番が今までで1番!浴衣や甚平を着て、とても華やかで素敵な会になりました。
★年少児のかわいいやりとり★
午睡後、まだ眠たくて泣けてしまった女の子が先生と一緒にトイレに行きました。
すると、隣のクラスの男の子が「どうしたの?と声を掛けてくれました。そこでのやりとりです。
保育士「まだ眠くて涙が出ちゃったの。」
男の子「そうなんだ。ぼくがいるから、もうだいじょうぶだよ!」
保育士「優しいね。ありがとう。」
男の子「こまったときは、おたがいさま!」
とても純粋で、ちょっと大人な男の子の優しさに、心がとても温かくなりました。
年少クラスでは、自分の好きなことだけでなく、少しずつ友だちとかかわる楽しさを感じ始めています。友だちと一緒にままごとをしたり、積み木でお城やお家をあれこれ考えながら一緒に作ったりして楽しんでいます。出来上がった時は、友だちと「やったー!」「すごーい!」と喜び合い、先生に嬉しそうに一緒に教えてくれます。
これからも、友だちや先生と”一緒に”がもっともっと楽しめるような保育をしていきます。